アスタのフォトログ

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RICOH GRIIIxを買った!


RICOH GRIIIx


RICOH GRIIIxを買った。
フルサイズ換算40mmの単焦点レンズを備えたコンデジ
センサーサイズがAPS-Cで画質は一眼並。なにより嬉しいのは、大きなボケが得られる事。
このスペックで、カメラのサイズは並のコンデジと変わらない。レンズが沈胴式で普段は内部に引っ込んでいるため、ボディが薄っぺらいのがありがたい。上着のポケットに収まるし、カバンの隙間にいつも入れておける。

実は(APS-Cの)初代GRを使っていた事は先日書いた。

なんで一度手放したGRの後継機をまた買い直したのかというと、一つは換算40mmの画角。普段NOKTON 40mm F1.2を愛用してるのもあって、かなり好み。以前から標準レンズのコンデジがあるといいなと思っていたのもあって、発売時から興味があった。
もう一つは手ぶれ補正。GRの弱点はボディの軽さゆえに手ぶれしやすい事。それと、初代は高感度が弱く、暗い場所での撮影が苦手だった。

そんなわけで、思い切って購入に踏み切ったGRIIIxですが、すこぶるゴキゲンです。使っててめちゃくちゃ楽しい。毎日持ち歩いて、何かしら撮ってる。
手ぶれ補正もかなり利いてるようで、夜の手持ち撮影も問題なくこなせる。高感度もだいぶ強くなってるんじゃないかと感じる。



RICOH GRIIIx



RICOH GRIIIx


 


RICOH GRIIIx

コンデジを買い替えると、よく試し撮りに行く階段。
どちらかというとカリカリ描写なGRとハードな被写体の相性がよい感じ。



RICOH GRIIIx

エフェクト『クロスプロセス』で現像。
信号の赤い光の映り込みが際立ってサイケデリックに。



RICOH GRIIIx



RICOH GRIIIx

GRの代名詞の一つ『ハイコントラスト白黒』。


RICOH GRIIIx



RICOH GRIIIx



RICOH GRIIIx

『クロスプロセス』
元写真は見せられるようなものじゃなかったんだけど、エフェクトかけたらいい感じになった。



RICOH GRIIIx

これも『クロスプロセス』。



RICOH GRIIIx



RICOH GRIIIx

初代GRはあまり食べ物が美味しそうに写らないと感じてたけど、GRIIIxはちゃんと美味しそうに見えるので嬉しい。
GRシリーズはシャッター音が非常に静かなので、店内で気兼ねなく使える。



RICOH GRIIIx



RICOH GRIIIx



RICOH GRIIIx



RICOH GRIIIx

『クロスプロセス』



以上。

普段は『ポジフィルム調』で撮ってるんだけど、彩度高めだけど色味が渋く、原色バリバリにならないので気に入っている。(初代GRより色もよくなってる印象がある)
撮影後や合間の休憩中にカメラ内現像で遊ぶのもGRの楽しみの一つ。ただバッテリー消費が激しいので、予備が必須になる。
エフェクトが充実していて、本気撮りもできる高級トイカメラって感じ。


GRIIIxに辿り着くまで、X100Tとdp2 Quattroがあったわけですが。

X100Tは白飛びしやすく、色も好きになれなかった。ハマるとめちゃくちゃいい感じなんだけど。(ここのブログに載せてるやつは、どれも気に入ってる)ハマらない時はとことんハマらない。で、感覚的にいつまで経っても馴染めず、どういうシチュエーションにハマるのか分からないままだった。
あとまあ、上着のポケットに入るサイズじゃないので、あまり持ち歩かなかった。

dp2 Quattroは、「これはもう作品撮りのためのカメラだな」という感じで、私のようにエンジョイ勢にはしんどかった。本気撮りの時はα7Ⅲ持って行きたいが、dp2 Quattroは普段使いに向かないので本末転倒だと気付いた。

で、この2つを下取りに出すと、ちょうどGRIIIxが買えそうだったので、思い切って買い替えたわけです。
後悔してる事が一つあるのだけど、深く考えず中古で買ってしまった。新品とさして値段変わらない上、今なら限定版のなんたらエディションが買えてた。ここまで気に入るなら、限定版ほしかった。

小さいし画質も気に入ってるので、GR2台(28mmと40mm)+テレコンとワイコンを買って、広角から中望遠まで揃えたくなってくる。そのうちテレコンは買ってしまうかもしれない。