RICOH GR
昔、RICOH GRを使ってたんだけど、ずっと「なんか合わないな…」と思っていた。
広角が苦手だったのが原因で、とくに28mmは中途半端に感じてどう使ったらいいか分からなかった。
当時は、いわゆる切り取りスナップがほとんどで、何かの一部分を切り取る写真ばかり撮ってた。
全体を写すような写真は、どう撮ればいいか分からなかったのと、余計なものや写しちゃまずいものが写ってしまうので避けていた。
実はそれはわりと最近までの話で、
↑この日、自分なりに手応えがあったのがきっかけで、開けた場所で広く撮る楽しみを知った。その後、荒川へ行くようになって広角レンズの使用頻度が上がった。
じゃあなんで当時の私がGRを買ったのかは、旧ブログのGRレビューにまとめてあります。
「しっくりこないなぁ」と思いながら使っていたGRですが、改めて見直すと結構いいなと思える写真もチラホラ。小さくて、いつでもカバンに入れておけるカメラならではの視点があって楽しい。
で、前回の記事でSIGMA dp2 Quattroを買ったと書いたんですが、色々考えた結果、すぐに手放してGRⅢxを買った。（他にも望遠をTAMRON 70-180/2.8に買い替えたり。その辺りはまた次回にでも）
GRⅢxの試し撮りをまとめる前に、GRのお気に入り写真を一つにまとめておこう、というのが今回の記事です。
RICOH GR
RICOH GR
RICOH GR
GRを買ってすぐの写真。
こんな中途半端なアングル、一眼だとなかなか撮らないなと。
RICOH GR
秋から冬にかけて、日暮れに行くとちょうど夕陽が差す公園の水飲み場。
あの頃は意識してなかったけど、色んな場所を散歩して、「この時間帯に行くと、いい感じに陽射しが差す場所」を近所で沢山見つけていた。
RICOH GR
道ばたに生えていた、いわゆる雑草。
写真の印象よりもっと小さい。ほぼ最短くらいまで接近して撮った。雑草でも、光を纏うとこんなに綺麗なんだと思った1枚。
RICOH GR
RICOH GR
ビルの谷間がなぜか煙っていた夜の事。
初代GRは高感度があまり強くないのでめっちゃノイジーだけど、それがいい雰囲気になってるなと。
RICOH GR
RICOH GR
昔、近所にあった謎の像。
新しいレンズを買うと、いつもモデルになってもらっていた。
RICOH GR
RICOH GR
桜と空で光のグラデーションになってて綺麗と思っているのだけどどうだろう。
RICOH GR
RICOH GR
GRの代名詞、ハイコントラスト白黒。
エッジが際立つ。
RICOH GR
オシャレっぽい。
RICOH GR
富士山と星降る夜。
星撮りは素人だけど、GRにあるインターバル合成機能で、誰でも簡単にこんな写真が撮れてしまう。
RICOH GR
酷暑で働く事の大変さを感じた。
RICOH GR
なんかすごくGRっぽいなって自分で思った1枚。
RICOH GR
手が生えてる可愛いサボテン。
RICOH GR
神田。
RICOH GR
ジビエ焼肉のお店。
写真を撮ってたら店員さんが「中にもありますよ」と、鹿とか熊の頭を撮らせてくれた。数ヶ月後、客として行ったけど、猪肉がめっちゃ美味しかった。いつか熊も食べてみたい。
RICOH GR
不穏な雰囲気が気に入ってるのだけど、周りからの反応はイマイチな1枚。
RICOH GR
昔、近所に住んでいた猫。
撫でさせてくれたり、逃げたり、猫らしい気まぐれさだったけど、撮るものがない時にモデルになってくれていた。
RICOH GR
一時期、よくローアングルで撮っていた。
日常風景も、地面すれすれから撮ると非日常感が出る。
最近やらなくなったのは、他にも撮り方を覚えたからかな。
RICOH GR
今はもうない銭湯跡地の駐車場。
お昼過ぎに通りかかると、いつもこんな風にいい感じの光が差し込んでいた。
写真を撮るようになってから数年で、街の隙間にあった古いものがどんどんなくなっていってる。自分の写真になんてなんの価値もないと思っていたけど、記録としての意味はあったのかなと考えを改めた。
RICOH GR
GRで撮った写真で、一番よく撮れてるんじゃないか。
遠出するようになって被写体に恵まれて、こういう工夫をしなくなったな。
RICOH GR
RICOH GR
川越。
RICOH GR
昔、川越にあったデパートの屋上遊園地の観覧車。
RICOH GR
うなだれるひまわり。
虫食いの穴がいい感じ。
以上。
当時は「28mm苦手～」と思いながら使っていたけど、今見返すとGR好きかもって思えてくる。
買ったばかりでまだあまり使えてないGRⅢxですが、すこぶるご機嫌です。近々、試し撮りしたものをまとめます。
