アスタのフォトログ

スナップ写真を気ままに

房総半島・漁港巡り


SONY α7Ⅲ / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD



房総半島の南東部に点在する漁港を巡る日帰り旅をしてきた。

GOOGLEマップで面白そうな場所を探して、カメラを持って出かけていくのがライフワークになりつつある。千葉の房総半島の海岸沿いは「行ってみたい場所」チェックが職場近くの飲食店並に付いている。
しかし、遠い。
うちからだと電車で3時間半。特急使って2時間ちょい。
「いっそ誰かにバイト代を渡して、車を運転してもらえないかな」
などと考えたものの、レンタカー代等合わせると数万円。現実的じゃないなと思っていたところ、
「車出しますよ! 自分もそういうの興味あるんで!」
という神様みたいな人が現れた。

そんなわけで、観光地でもない地元の人しか知らなさそうな漁港をいくつか巡って写真を撮ってきた。
レンズは前回と同じ。
PENTAX FA 31mm F1.8 Ltd
TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD
40mmと迷ったけど、広い場所でスナップするなら31mmだろうというのと、このレンズをもっと使いたい。愛着があるので。



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited





SONY α7Ⅲ / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD

目的地の漁港に着いてまず目に入ったのがこれ。
まったくノーチェックだったから「なんでこんな絶景が普通にあるんだよ」と思いつつ写真を撮った。



SONY α7Ⅲ / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD

鎌倉方面もそうだけど、房総半島も海岸沿いがゴツゴツした岩山になってて、奇岩や絶景やトンネルがそこらじゅうにある。だから行きたかったんだけど。1週間くらい滞在して写真撮りまくれないだろうか。



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

天気に恵まれて、光線の状態が非常によかった。



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited



SONY α7Ⅲ / ZEISS LOXIA 21mm F2.8

岩山に囲まれた場所に小さな漁港がある。
パッと見、ポルコ・ロッソの隠れ家のよう。

これだけLOXIA 21mm F2.8。
念のため持って行った広角だけど、31mmがあるとほとんど出番はなかった。15mmならもっと使う場面あったな……などと、手放してしまったレンズを懐かしんだり。
31mmの出番が今後増えるようなら、12mmとか買うのもありかもしれない。




ここからは、また別の港。


SONY α7Ⅲ / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD

駐車場を探してうろうろしていたら目に止まった。
こんな奇岩が、ほんとそこらじゅうにあるっぽい。



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

船が出航していくところ。
どうやって陸に揚げるのかと思ったら、小さなウインチで引っ張り上げてた。



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

山の隙間から差し込む陽射しが、船体をドラマチックに照らしてた。



SONY α7Ⅲ / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited



SONY α7Ⅲ / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD

今まで色んな漁港へ行ったけど、ここの船は他に比べて大きなものが多かった。



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited




ここから、また別の場所へ移動。
東側の海岸だったので日没は見られないだろうと思ってはいたが、まさか山に陽射しを遮られて、夕方前に日陰になってしまうとは思ってなかった。(おかげで撮りたかった灯台の写真が撮れなかった……)

夕陽を追いかけて房総半島の南西へ向かっている途中、いくつもいい感じの港を見かけたんだけど、車を止める場所がなく。やっと見つけたパーキングの近くで、日没後のマジックアワーを楽しんだ。


SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited



SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited




以上。

奇跡的な雲一つない快晴だったのもあって、とても楽しい小旅行だった。
夕方の一番いい時間を逃したけど、それはまたの機会でいい。
とにかくもうワクワクするような景観ばかりで、住んでみたくなった。


PENTAXユーザー以外にはあまり知られていないかもしれないレンズ。
PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited
柔らかく階調感がありつつ、繊細でシャープさもあるという。時折、気持ち悪いくらいの浮き出るような立体感を描き出す。
レンズの味のために、意図的に収差の残した設計だそうで、パープルフリンジが盛大に出るという特徴もある。

PENTAXユーザーで、このレンズをフルサイズで使ってみたいがためにフィルムカメラに手を出し、その後、α7にアダプタを付けて使うようになったのが、私がSONYユーザーになった経緯だったりする。

ずっと広角レンズが苦手で、使用頻度が減っていたんだけど、この1年くらいの間でいつの間にか苦手意識を克服していたらしく、とても自然に使えるようになってた。
今後、使用頻度が上がりそう。

しかし、あるレンズを使えば、別のレンズの出番が減る。
悩ましい……。



オマケ。


SONY α7Ⅲ / smc PENTAX-FA 31mm F1.8 AL Limited

こぼれ落ちそうな海鮮丼。
これで1800円は安すぎる。

ご飯写真はどれも難しいけど、海鮮丼はとくにむずいと思うのは私だけ?